郷思(1948年 66歳)
新潟よいとこどの県も 肩を並べること出来ず
四季折々に花と月 競うがごとき美しさ
五十嵐川の清流は 老松の影 浮かべてる
緑にかすむ八木ヶ鼻 水面[みなも]に影を落としてる
奥畑先生この地にて 教えてくれた人の道
その後 亡父も同地にて 老荘の学 修めたり
東京生活 長すぎた 帰りたいなぁ古里へ!!
それを夢みて陶淵明 みたいないい詩を詠みたいな
しかしながら、根来塗の実態はきわめて曖昧模糊としている。そもそも「根来塗」自体が、近代に入ってできた言葉のようだが、そのもとになったのは、寛永十五年(一六三八)に刊行された俳書『毛吹草』に初めて出る「根来椀 折敷」だとされている。それは往時根来寺が盛んであった時、そこで作られ...
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