郷思(1948年 66歳)
新潟よいとこどの県も 肩を並べること出来ず
四季折々に花と月 競うがごとき美しさ
五十嵐川の清流は 老松の影 浮かべてる
緑にかすむ八木ヶ鼻 水面[みなも]に影を落としてる
奥畑先生この地にて 教えてくれた人の道
その後 亡父も同地にて 老荘の学 修めたり
東京生活 長すぎた 帰りたいなぁ古里へ!!
それを夢みて陶淵明 みたいないい詩を詠みたいな
大学院生だった二十代のころ、こんな話を聞いたことがあった。京都の女子大で国文学を講じておられた或る老教授は、教室で和歌を一首、静かに詠み上げる。しばらく沈黙をおいたあと、「いいですなあ」と一言、感に堪えない声を発する。そうして次の歌に移り、また同じことを繰り返すのだという。 ...
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