2018年10月3日水曜日

筆の里工房「筆が奏でる琳派の美」4


「僕の一点」は、会場劈頭を飾る酒井抱一筆・亀田鵬斎書「退鋒老毛君瘞塚拓本」(筆の里工房蔵)です。文化10年(1813)建てられた碑で、桜餅で名高い長命寺にあるそうです。かつて拙文「抱一の伝記」「抱一の有年記作品」をまとめたとき、抱一関係の石碑も結構調べて言及したのですが、この碑のことはまったく知りませんでした。拓本で見るだけでも、書画そろった素晴らしい碑のようです。

この碑を再発見したのは、筆の里工房の特別研究員をもつとめる村田隆志さんです。その村田さんがこのカタログに詳しい解説を寄せていますので、すべてはそれにゆずることにしましょう。ご興味のある方はぜひご参照くださいね。

きわめて充実した特別展と開会式を堪能して、奥平さんと広島駅に向かいました。しかし心残りだったのは、直前に発症した盲腸炎――いまは虫垂炎というそうですが、そのドクター・ストップのために、安芸の銘酒をただの一滴も飲めないことでした() 

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七夕4

渡部さんは、「中西進氏は『万葉集』の七夕の歌は妻訪い婚の風習の反映で、天の川を渡るのは牽牛であるとしています。中国では織女が天の川を渡りますから、逆になっています」と書いています。これはおもしろい……と思ってチョット調べたところ、さすが、中西さんや渡部さんです !! ...