2018年6月1日金曜日

炎上!!スティーブ・マッカリー3


前回、僕は「マッカリーは広い意味でドキュメンタリー写真家だと思いますが、作品に美を求める志向が強く、絵画における構想画に近い感覚があるように感じられて、とても興味を掻きたてられたことでした」と書きましたが、何となくというか、薄々というか、ともかくも感じられていた点でもあったのです。

ネットには、おもしろいマッカリーの写真がアップされています。インドと思われる街中を、雨に打たれながら走る荷台つき自転車のオリジナル写真と、フォトショップ処理後の写真が並べて紹介されているんです。処理後の写真では、もともと3人いた荷台の男が二人になり、果物を売る店の白い敷物が消され、雨脚がくっきりと浮き上がっています。

だれがどう見たって、処理後の方が美しく、絵画的インパクトが強くなり、印象性が強まっています。明らかに、フォトショップを使うことによって、写真芸術のクオリティーが高まっています。しかも、先に掲げたようなマッカリーの写真哲学にも抵触していないでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

金子啓明『古代一木彫像の謎』6

本来タケも東南アジアの原産で、それが中国にもたらされたものと考えられています。タケのことを英語で「バンブー」といいますが、これはタケを祭祀などで燃やす習慣のあった東南アジアで、その破裂音を聞いた欧米人が、これをその名称に用いたものであると、どこかで読んだ記憶があります。 ...