2017年6月16日金曜日

中村賞5




授賞式は、薬師寺食堂の大障壁画を完成させたばかりの日本美術院代表理事・田渕俊夫さんをお迎えして、にぎにぎしく行なわれました。僕は指名されるまま、選考経過を読み上げました。続いて開かれた懇親会では、田渕さんの薬師寺食堂大障壁画のお話をうかがうとともに、二人の受章者と楽しく歓談することができ、実に充実した一日となりました。


聞くと王培さんは天津出身とのことです。あの1989年、天津へ初めての一人旅を試み、百恵ファンとして百恵飯店に泊まろうとしたものの外国人のため許されなかったことや、狗不理包子<クオプーリパオズ>の本店で食べた包子がとても美味しかったこと、周恩来記念館で見た青年期の写真がすごくイケメンだったことなど、しゃべり始めたら「饒舌館長」は止まりませんでした。なぜなら、乾杯のビールのお陰で、僕のブロークン・チャイニーズがひとりでになめらかになっちゃったからです!?

*この「饒舌館長」では、幽明界を異にされた方のみ「先生」などの敬称を用い、お元気な方はみな「さん」とお呼びすることにしています。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
 

 

 

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国立西洋美術館「北斎とジャポニスム」5

その馬渕さんがやがて国立西洋美術館の館長さんとなり、この特別展「北斎とジャポニスム」を企画し、先頭に立って準備を進めてきたわけですから、拝見しないわけにはいきません。さすが馬渕さん !!  北斎とジャポニスム時代の西欧画家における図様の相似を丹念に調べ上げて、見るものを...