東京国立博物館「博物館に初もうで 午――神と人をつなぐ祈りのかたち」1月25日まで
今年は午年――それにちなんで上記特集展が東京国立博物館で開催中です。去年12月にNHK青山文化講座「魅惑の日本美術展」で取り上げましたが、まだオープン前だったのでミズテンでしゃべらざるを得ませんでした。聴講者に申し訳ないような気持ちになり、昨日2日オトソ気分で出かけて来ました。
馬をモチーフにした埴輪から近代彫刻まで35点、家畜化された約5000年以上前から現代に至るまで、馬は人間の良きパートナーとして、軍事や運搬、交通、農耕など、多方面において欠かせない存在(リーフレットより)であったことがよく分かりました。だれですか?「食用にもなる、馬刺しはたまらない」なんて言っているのは!!
「僕の一点」は「馬医草紙」ですね。説明はキャプションにお任せすることにして、チョッとおもしろい見方を……。東京国立博物館所蔵の断簡と、馬の名医から薬草までが揃う巻子本の両方が出ています。しかも覗きケースに陳列されていますから、断簡と同じ馬を巻子本に探してよく比較してみてください。
馬や厩うまやの屋根がみせるリアリティにおいて、断簡の方がずっとすぐれていることが分かるでしょう。断簡の方がオリジナルか、オリジナルに近いことを示しているのですが、そんなことよりも眼の訓練になりますよ。

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