2024年12月26日木曜日

サントリー美術館「儒教のかたち」3

 僕にとっての儒教は、高校時代の漢文から始まったような気がします。いま清田清先生の『新講 漢文解釈』(金子書房 1956年)を、書架から引っ張り出してきたところです。「文法篇」に続く「応用篇」の最初はもちろん『論語』で、「学而時習之」以下、14項目も立てられています。本書は漢文の副読本であり、また受験参考書でもあったのですが、その後現在に至るまで、65年間もお世話になるとは夢にも思いませんでした() 

少し真面目に『論語』を読み、儒教的勧戒図について調べたのは、研究室の紀要に「探幽と名古屋城寛永度造営御殿」上・中・下なる拙文を書いたときで、もう42歳になっていました。不惑を越えたのに惑いつつ書いた「馬のションベン」みたいな随論でしたが、この「儒教のかたち こころの鑑」展カタログを開くと、図版解説の参考文献として挙がっているじゃ~ありませんか。老いの身にもうれしくないはずはありません。

 

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