2022年1月14日金曜日

2022初物酒9

 

地図を見るとウィックという町は、スコッチのメッカともいうべきスペイサイドのさらにずっと北、オークニー諸島に近いところです。いま東京も寒いですが、ウィックはこんなもんじゃ~ないんでしょうね――あたり前田のクラッカー!!

僕は華やかな花の香りを感じるだけでしたが、土屋守さんは香りも、味も、フィニッシュもみんな「オイリー」だと書いています。オイリーというのは、ときどきウイスキーの形容に出てくる表現ですが、ウイスキーが油っぽいというのはどうもよく分りません。

ところが、スコッチの香りを円グラフみたいにした「ノージングサークル」というチャートが、『改訂版 モルトウィスキー大全』の巻末に載っています。


0 件のコメント:

コメントを投稿

東京美術『日本視覚文化用語辞典』3

  前回、東京国立博物館の特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」を紹介しましたが、実をいうと後期高齢者の僕には「コンテンツ」の意味がよく飲み込めませんでした。しかしこの辞典にはチャンと「コンテンツ」という項目があって、簡にして要を得た説明がなされています。しかも「マーシ...