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2017年12月2日土曜日

東洋文庫ミュージアム「東方見聞録展」2


塘沽と聞いて、僕は1997年の冬を思い出しました。そのころ、天津・南海大学から招かれて2つばかり日本美術の講演をやったのですが、フリーデーの12月11日、天津港へ出かけることにしました。一度乗ってみたいとあこがれていた鑑真号の姿だけでも見られるかもしれないと思ったからです。小型バスで塘沽へ、そこで乗り換えて天津新港へ向かいました。

残念ながら鑑真号は入港していなかったので、すぐに港の大衆食堂へ……。旅日記を引っ張り出してみると、「ビール3缶、鹹蛋、松花蛋、五香鶏蛋を食す」と書いてあります。ひどく風が強く、また寒かったので、白酒の二鍋頭[アルゴート]をやったように記憶していましたが、なぜかビールだったらしい。

それはともかく、僕のブロークンチャイニーズで店の中年女性主人とすごく盛り上がりました。だから旅日記にもちゃんと書いてあります。「五香鶏蛋は店の女主人のオゴリ」(!?)


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