2017年7月4日火曜日

奇美美術館「おもてなし」3


このたび、奇美美術館の特別展スペースをお借りして、「おもてなし 宴のうつわ・茶のうつわ 静嘉堂文庫美術館蔵陶磁名品展」を開催させていただくことになりました。静嘉堂文庫美術館がはじめて海外の美術館で開く、大規模なコレクション特別展です。これによって日台友好がさらに進むことを願ってやみません。

28日、羽田空港からANA853で台北松山空港へ飛び、定刻に着陸すれば車で大倉久和大飯店へ。歓迎の宴のあと、ホテルの近くを一人で散歩しましたが、もっとも驚いたのは、100円ショップのダイソーがものすごい人気を集めていることでした。台北では「日本大創」、一律39元ですから、ほぼ150円ショップということになります。

僕も逗子のダイソーをよく利用しますが、会計のところにこんな長蛇の列ができるなんていうことは絶対ありません。台北と人口6万の逗子を比較することが間違っているとおっしゃるなら、かの原宿・竹下通りのダイソーと比べても同じでしょう。

ダイソーは広島のあるご夫婦が日々の糧を得るために、屋台で始めた商売がもとになって発展したものだと聞いたことがありますが、それが台北でこんなに愛されているのを知って、何かとてもうれしい気持ちになりました。近くにあった新光三越は、ちょっと日本大創にかなわないような雰囲気でしたが……。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

細見美術館「末法/APOCALYPSE」2

いいも悪いも、一人称で語り、評価する美の世界は、今日狭まっていくばかりです。このような、美術にとってある種の末法の世に掉さすため、コレクター、美術商、現代美術作家、学芸員、研究者、編集者などさまざまな立場から、一人称で日本美術にかかわってきた有志が、このたびのプロジェクト...