2025年6月26日木曜日

6月の詩4

 

江戸・荻生徂徠「猗蘭台に集う。韻を金の字に分かたる」

  宴うたげに賓客 参集し 夏の日差しも翳かげるころ

  水無月なれど襟元に 快い風 吹き込んで

  豪壮華麗な大広間 歌声 響き渡るあと

  才華あふれる詩が続き もちろん銘酒もジャカジャカと……

  「白雪」――高雅の真価 知る 宋玉みたいな文人や

  絶対 金かねでは釣られない 郭隗かっかいみたいな高士たち

  すべて詩文や学問で 互いに親しき友となる

  世俗 侮蔑ぶべつの心情が 酔えば酔うほど高揚す

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