いま大倉集古館で「出光美術館蔵 茶道具名品展」が開かれています。昨日アップしたのは、そのカタログ巻頭に載る出光佐千子館長のごあいさつです。お茶が大好きな方々に絶対おススメの美術展です!! もちろんオチャケが大好きな方々にも(!?)
出光美術館の茶道具なら、帝劇ビル時代に見てるからもういいやなんて思わないでください。天井がぐっと高い大倉集古館のギャラリーで見ると、見慣れたお茶道具たちがまた新しい表情を見せてくれるんです。
たとえば野々村仁清作の絶品「色絵芥子文茶壷」も幾度となく見たはずですが、今回はその色絵がこれまでとはチョッと異なる語り掛けをしてくれたんです。予想もしなかった不思議な体験でした。絵付けは確かに華麗にして優美、妖艶にして驕奢ですが、それよりも花の楚々とした愛らしさ、可憐な麗しさ、さらにいえば儚はかない美しさがなぜか胸に迫ってきたのです。というわけで、「僕の一点」はこの茶壷です。






