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2026年6月30日火曜日

荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 13


 荻生徂徠「稲子善の作に次韻す 五首」(5)

 江戸城 紫煙に囲まれて 東海 潮うしお流れてる

はるかに夕日を眺めつつ 杯さかずき挙げて酒を酌む

富士の雄姿を見たいという 気持ちが君にあるならば

 我が家の白雪楼からの 眺望 惜しまず差し上げよう


2026年6月29日月曜日

荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 12

 


荻生徂徠「余 五十なり。五城の左容翁、詩を恵まれ、侑くるに三物を以てす。仙台は地 霊なり。故に当に此の風流人有るべし。千里の思いに勝えず、併せて其の近作に和し共に四首をもて之に酬ゆ。豈に謝と云わんかな」(4)


 牛込御門 雨 晴れて 石から青き天地の気……

 高歌放吟まる三日 ようやく酔いも醒めたころ

 仙鶴 鳴きつつどこからか のところへ飛んで来た

 空に留まる幽玄な 余韻に唱和したくなる

2026年6月28日日曜日

荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 11


荻生徂徠「に折楊柳を賦す 西の字」


 今や宴うたげもたけなわだ 歌声 高く響かせよ

 差しつ差され義兄弟 心 浮き立ち爽快だ

 柳の枝を折りわがね 旅立つ人はすでに発つ

 渭城の西のまた西に かの陽関はあるのだぞ!!

 

2026年6月27日土曜日

7月21日アイアート饒舌館長口演+ミニコンサート ぜひ冷やかしに来てね❣❣❣

 



荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 10


荻生徂徠「猗蘭君侯の韻に和し奉る」


 紺碧の空 藁葺きの 家の周りは夏木立

 酒杯 交わせば君侯の 才知に誰が及びましょう

 かつ蘭台にゃ高雅なる 白雪残雪 歌う人

 五弦の琴とのハーモニー 王者の涼しき風に乗り……

 

2026年6月26日金曜日

荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 9

 


荻生徂徠「西台侯席上の作 二首」


 玉の杯さかずき傾けりゃ 広がる琥珀の美酒の香よ!!

 「奔放不羈なる公主様!!」――やたらとみんなが持ち上げる

 豪華に装う取り巻きが 無数に居ても酒泉なる

 太守の印綬を戴ける 器量の人はおりますか?


  春 醸かもされる新酒いざけ 色は鬱金香うつこんこうに似て

  やれば誰しも狂人の ごとくに酔ってしまいます

  今の馮驩ふうかん立ち上がり 剣をたたくも無視をせよ!!

  長い歌声ふと止めば 彼の気持ちがよく分かる

2026年6月25日木曜日

荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 8

 


荻生徂徠「春日、君瑞・叔潭・潮師・子和集う。韻を青の字に分かたる」


 江戸城南の草の色 色づき始める青々と……

 二月の春風 芳しく 我が楊雄ようゆういお吹く

 侯芭こうはごとき弟子が酒 一本 下げて来ないなら

 『玄経』著者が住む辺も もの寂しかろう今もなお

荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 13

  荻生徂徠「稲子善の作に次韻す 五首」(5)  江戸城 紫煙に囲まれて 東海 潮 うしお が 流れてる はるかに夕日を眺めつつ 杯 さかずき 挙げて酒を酌む 富士の雄姿を見たいという 気持ちが君にあるならば  我が家の白雪楼からの 眺望 惜しまず差し上げよう