藤原さんとジェミニAIが説くサウダーデは、巴水の絵画世界そのものではありませんか!! ほとんど重なり合うといっても過言ではありません。僕は巴水を「サウダーデの風景版画家」と呼びたい誘惑に駆られるのです。
日本語で「望郷の風景版画家」とか「郷愁の風景版画家」、あるいは「懐かしさの風景版画家」といっても悪くありません。しかし藤原さんやジェミニAIにしたがうならば、「サウダーデの風景版画家」といった方が、巴水の絵画世界をより正確に表現しているように感じられるのです。
藤原さんのお父さんである新田次郎は、晩年毎日新聞に「孤愁<サウダーデ>」と題するヴェンセスラオ・デ・モラエスの伝記小説を連載し始めました。ところが連載途中で急逝、「孤愁<サウダーデ>」は未完に終わってしまいました。




