これは広く晩冬早春の美と、東洋画に内在する線の美における強い共通性について述べたものです。しかし「朝晴」を考察するときに、きわめて重要な玉堂の言葉であり、逸することのできない絵画観のように思われます。「朝晴」はまさに晩秋から早春のころをテーマにしているからです。
厳しさと明るい希望を内包するこの季節こそ、日本の厳しい現状と明るい未来、あるいは明るいにちがいない未来、明るくしなければならない未来を象徴させた「朝晴」に、もっともふさわしい四季の転換期だったのです。
このように玉堂が創造発表の場とした日展のために、いまチョッとお手伝いをさせてもらっているんです。もちろん微力であることは、言うまでもありませんが( ´艸`) 今年の第119回日展<東京会場>は、10月30日から六本木の国立新美術館で開催されます。ご来駕のほど、お待ち申し上げております。




