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2026年7月23日木曜日

絶滅写真作家(!?)杉本博司さんの魅力を改めて感じさせてくれる特別展が竹橋で開催中です!!3

  

  私は私の職業が何かと問われると、相手が理解しやすい職種を選んで言うことにしている。 パリ・オペラ座の人たちにとって、私は演出家であり舞台美術家でもある。日本の古典芸能である文楽の人々にとって、私は杉本文楽を主宰する座主である。サンフランシスコ・トレジャアイランド再開発プロジェクトチームにとって、私は巨大な数理模型を作る彫刻家である。 奈良の国立博物館の先生にとって、私は日本の古代から中世にかけての仏教美術収集家である。 私の料理本を編集した「婦人画報」にとって、私は料理研究家である。東京の写真美術館リニューアルオープン展を任された私は写真家らしい。しかし私は自分が写真家だと思ったことはない。なぜなら私はカメラを首からさげて街を徘徊したことがないからだ。(略)

2026年7月22日水曜日

日本アート評価保存協会・森狙仙口演+ミニコンサートご参加の方々ありがとう❣❣❣

 遠藤湖舟さんの撮影です。この間「饒舌館長ブログ」でオマージュを捧げた現代美術家の遠藤さんです。素晴らしい写真をありがとう❣❣❣ オールド名フォークシンガーのように見えますが、歌っているのはチープな「モーニングレイン」です😓

 

絶滅写真作家(!?)杉本博司さんの魅力を改めて感じさせてくれる特別展が竹橋で開催中です!!2


  そんな多才な杉本の芸術の原点は銀塩写真にあります。確たるコンセプトに基づく、独自の表現による作品はまた、銀塩写真の技術としても頂点を極めるものであり、写真がデジタルに置き換わった今、その技法は今やまさに「絶滅が危惧される」ものと言えます。
 本展では杉本の初期(1970 年代後半)から現在に至る銀塩写真約60点を展観します。
 写真作品で構成する美術館での個展は、国内では2005年の森美術館以来の開催となります。

この「現代美術作家としての杉本博司」について、杉本さん自身は著書『杉本博司自伝 影老日記』(新潮社 2022年)のなかで、つぎのように告白しています。


2026年7月21日火曜日

絶滅写真作家(!?)杉本博司さんの魅力を改めて感じさせてくれる特別展が竹橋で開催中です!!1


 東京国立近代美術館「杉本博司 絶滅写真」<9月13日まで>

 杉本博司さん――現代日本を代表する写真作家いや、世界に冠たる日本の写真作家ですね。しかし今や、写真作家は杉本さんの一面でしかなくなっています。行くところ可ならざるはなき万能の天才といった感じです。その杉本博司さんの特別展「杉本博司 絶滅写真」が東京国立近代美術館で開催中です。まずはその展覧会趣旨から紹介することにしましょう。


様々な領域で活動する現代美術作家、杉本博司(1948-)。小田原文化財団 江之浦測候所をはじめ建築分野でも活躍し、日本の古典芸能など舞台芸術の演出では国内のみならずヨーロッパ数都市やニューヨークにも進出。その活動分野は書、陶芸、和歌、料理と多岐にわたっています。

2026年7月20日月曜日

83歳誕生日のお祝辞ありがとうございます❣❣❣ 明日のミニコンサートも老躯にムチ打ち頑張ります( ´艸`)

 7月21日・日本アート評価保存協会主催・饒舌館長口演+ミニコンサート・於アイアート



木下直之さんの「やっぱりゾウが好き」展――山椒は小粒でもピリリと辛い!! 9

 

 725日(土)には、木下直之さんと都築響一さんのトークイベント「薬屋の子ども、店頭のサトちゃんを語り尽くす」が開かれることになっています。きっと5階旧貴賓室で行なわれるのでしょう。先に紹介したサトウ製薬のイメージキャラクターであるサトちゃんをテーマに、お二人が丁々発止、談論風発、侃々諤々なるトークを展開されるにちがいありません。

いま『國華』<養源院宗達障壁画特輯号>の苦い思い出をアップしましたが、都築響一さんは『國華』にとって忘れることができない大恩人です。ご著書のなかで、『國華』を「これだけの歴史を持つ雑誌が1世紀以上も月刊で、しかも日本と東洋の古典美術という専門領域のみに厳しく絞られた内容で、いまだに発行されつづけているというのは驚異である。……すべてが破格ずくめの、奇跡と言うしかない出版プロジェクトだ」と称賛し、特筆大書してくださったからです。

しかし2008年、晶文社から出版されたその本のタイトルは――『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(!?)

2026年7月19日日曜日

木下直之さんの「やっぱりゾウが好き」展――山椒は小粒でもピリリと辛い!! 8


  この養源院「白象図杉戸」を制作する前に、宗達は象を実際に見たことがあったにちがいないというのが、最初に対面したときのマイ直感でした。その後調べてみると、そのころ象が確かに日本へやって来ていたことが判ったので、『國華』論文にはつぎのように書いたんです。

伝松平忠明『当代記』によると、慶長21597中国から象が象使いとともにやって来ており、この年には別の一頭も渡来したという。また林輝等『通航一覧』によれば、同76月、交趾より生虎一頭、象一頭、孔雀二羽が徳川家康へ贈られている。象が生きていたのか剥製かよくわからないが、「虎は長崎に留め置き、其の余は上京せしむべしという、<按ずるに、此の頃東照宮後在京なれば、江戸に注進して、献物はまず京都に上せしなるべし>」とある。有名な享保131728の場合のように、洛中洛外の話題をさらったに違いない。若き宗達がこれらを見た蓋然性は、けっして低くないことになる。

絶滅写真作家(!?)杉本博司さんの魅力を改めて感じさせてくれる特別展が竹橋で開催中です!!3

      私は私の職業が何かと問われると、相手が理解しやすい職種を選んで言うことにしている。 パリ・オペラ座の人たちにとって、私は演出家であり舞台美術家でもある。日本の古典芸能である文楽の人々にとって、私は杉本文楽を主宰する座主である。サンフランシスコ・トレジャアイランド再開発...