桜と相性がよい文学は和歌でしょうが、漢詩だって負けてはいません。先に紹介した渡部英喜さんの『漢詩花ごよみ』に江戸末期に鳴った漢詩人・藤井竹外の七言絶句「芳野」が載っています。またまたマイ戯訳で紹介することにしましょう。
古き陵みささぎ――松柏まつかしわ つむじ風受け吼ほえている
春の爛漫 山寺に 尋ねりゃ桜は散ったあと
雪の眉毛の老僧が 箒ほうき持つ手を休めつつ
積もる落花に囲まれて 昔語りは吉野朝よしのしょう
僕 は 杉本さんの写真以外のお仕事をほとんど知らない ん です。 もっとも 料理については、 『趣味と芸術――謎の割烹 味占郷』(ハースト婦人画報社 2015年)を拝見して、感を深くしたことがありました。 杉本さんの手になるお料理は、 どれもこれもじつに旨そうな ん ...
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