実はさる3月29日の土曜日、この「桜 さくら SAKURA 2025」展にちなんで、「桜を描いた名品佳品 饒舌館長ベストテン」と題する講演を、いや、口演をやらせてもらいました。会場は山種美術館から歩いてすぐのところにある國學院大學院友開館、足元のよくないなか、120人もの方々が聴きに来てくださいました。欣快の至りとはこういうことをいうのでしょう。
マイベストテンは橋本雅邦「児島高徳」、菱田春草「月四題のうち春」、渡辺省亭「桜に雀」、小林古径「弥勒」、横山大観「山桜」、速水御舟「あけぼの・春の宵のうち(春の宵)」、川合玉堂「春風春水」、奥村土牛「醍醐」、川端龍子「さくら」、加山又造「夜桜」ですが、同じ画家の代表作を含む参考作品と、番外として寺崎広業「花見」(木版口絵)を加えました。
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