会場に入ると立木義浩さんのオリジナル写真が展示されており、チョッと離れた独立ケースに被写体となった剥製が置かれていました。
年賀状に彫ろうと思っている珍鳥の本物が、剥製とはいえ本物が、その前日わが眼前に飛来してくるとは!! これがシンクロニシティでなくって何でしょうか。田中一村の魂魄が、インターメディアテクへ僕を誘導してくれたとしか思えませんでした。
もちろん年賀状は「初夏の海に赤翡翠」をほとんどそのままパクッたので、立木さんの写真や剥製を参考にすることは特にありませんでした。しかし田中一村が奄美のアカショウビンを見て感動し、あの傑作を生み出したんだと思うと、握る彫刻刀にもおのずから力が入ったのでした。
ヤジ「その割にはあまりパッとせん出来映えだな!!」
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