2025年1月4日土曜日

インターメディアテク「写真家立木義浩×東京大学」2

立木義浩――僕にとっては神みたいな写真家です。これまた神みたいな山口百恵の早すぎる自叙伝『蒼い時』の巻頭に、執筆中の彼女を撮った、筆舌に尽くしがたきモノクロ写真があります。

『蒼い時』にプリントされたただ一点の写真ですが、これを撮ったのが誰あろう、立木義浩さん――写真の下につつましく「photo-tatsuki yoshihiro」と書かれています。神のような山口百恵の、神のような写真を撮ったわけですから、僕にとって神みたいなフォトグラファーなんです。その立木義浩さんの写真展が、驚くことに無料なんです!! 

ところが、その入口に貼ってあるポスターを見てさらに驚きました。明日彫ろうと思っているアカショウビンがメイン・イメージになっていたからです。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

揖斐高『江戸漢詩の情景』1

揖斐高『江戸漢詩の情景――風雅と日常』<岩波新書>  このお正月は、尊敬して止まぬ揖斐高さんから贈られたご著書『江戸漢詩の情景――風雅と日常』を楽しみながら、もちろん勉強もさせてもらいながらのんびり過ごしました。お屠蘇や頂き物の「鄙願」「白星」「水尾」をやりつつ……。僭越なが...