2023年8月31日木曜日

竹浪遠『松竹梅の美術史』6


   神様みたいな筆遣い よく梅花には見るけれど

 なぜ気づかない? 松と竹 いっそう真に迫ること

 百花繚乱 咲く花は 表面だけの友だちだ

 三人だけが厳冬も 友情 枯らさぬ真の友

0 件のコメント:

コメントを投稿

皇居三の丸尚蔵館「近世の御所を飾った品々」6

 友松は晩年、桂宮家を創始した智仁 ともひと 親王のもとにしばしば出入りし、押絵の注文などを受けていたことが、記録から明らかになっているからです。畏友・河合正朝さんの『友松・等顔』<日本美術絵画全集 11 >(集英社  1978 年)によると、桂宮淑子 すみこ 関係の記録にある「...