2021年11月24日水曜日

鹿島美術財団東京美術講演会7

 

 谷文晁の「影絵 文晁夫妻像」に蘇東坡の文章が引用されていることも紹介されました。ところでコーヒー・ブレークのあとは、慶應義塾大学・遠山公一さんの「イタリア・ルネサンスにおける陰影」と題する発表で、そのコメンテーターは小佐野重利さんでした。小佐野さんからは、喬仲常筆「後赤壁賦図巻」(米国・ネルソン&アトキンス美術館蔵)の第1段に、地面に映った蘇東坡一行の影を描いたシーンがあるという報告がありました。

これらを聞いて僕は、大好きな蘇東坡の詩が光と影の魅力に富んでいることをとても興味深く感じました。その代表的一首は、かの西湖の美しさをたたえた「湖上に飲めば初め晴れ後雨ふる」でしょう。

これはマイ暗唱漢詩ですので、またまた音吐朗々とやろうと思いましたが、時間が押していたので止めることにしました() でもチョット残念だったので、戯訳だけをここにアップしようと思います。蘇東坡先生が光と影だけじゃなく、酒と色にもなっちゃっているところが愉快です()


0 件のコメント:

コメントを投稿

第33回國華賞1

  第 33 回國華賞――仲町啓子さん いつもならば、鹿島美術財団講演会が終ったあと、必ずレセプションがあるのですが、今回はコロナ禍のため取りやめとなり、酒仙館長としてはチョット残念でした ( 笑 )  しかしこのお影で――いや、お陰で、朝日新聞社新館で行なわれた國華賞授賞式...