蘇東坡「湖上に飲めば初め晴れ後雨ふる」
水面[みなも]の光キラキラと…… 天気がよければ素晴らしく
ぼおっと翳[かげ]る山の峰 雨降りゃこれまた得も言えず
もしも西湖を絶世の 美人の西施にたとえれば
バッチリメイクと薄化粧 どっちもいいのとよく似てる
もう一首、同じく揖斐高『江戸漢詩の情景』から菅茶山「猫」の戯訳をルリちゃんに捧げましょう。菅茶山――もちろん尊敬して止まない、いや、大好きな江戸漢詩人です。南郭も茶山も猫を心底愛していましたが、何よりネズミを捕ってくれることに感謝していたようです。ネズミは命より大切な本をか...
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