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2021年10月14日木曜日

群馬県立近代美術館「江戸と上毛を彩る画人たち」11

これは文化13年(1816)、郷里上州から江戸へ出た21歳の烏洲に対する菊池五山の印象です。本当は心やさしいのに、それを素直に表現することができず、今の言葉でいえば、空気が読めず自分が正しいと信じる考えをストレートに述べて浮き上がってしまう、純粋にして孤独な青年烏洲の姿が彷彿としてきます。あるいは、いまの伊勢崎から大江戸に出てきて、チョット虚勢を張っていたのでしょうか。

これに続けて、五山はそのころ詠まれた烏洲の詩を3首紹介しています。現在知られる烏洲のもっとも早い吟詠だそうですが、20代初めの詩とは思えない成熟した漢詩世界を創り出しています。この3首と、しの木弘明著『金井烏洲』から選んだ3首を、マイ戯訳で紹介することにしましょう。『金井烏洲』からの3首は、すべてお酒にからむ詩になってしまいましたが……(笑)

 

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