140万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2021年6月13日日曜日

静嘉堂文庫美術館「旅立ちの美術」5

旅立ちと酒は切っても切れない関係に結ばれていました。酒を飲んで盛り上がるだけじゃ~なく、必ず再会しようという約束固めの気持ちが込められていました。再会がかないそうにないとき、酒の代わりに水を互いに注ぎあって飲むのが本来の「水盃」[みずさかずき]です。酒を飲まずに別れるなんて、愚の骨頂というより、不吉なことだったのでしょう。

 それは晩唐の詩人・于武陵の「勧酒」を持ち出すまでもありません。かの井伏鱒二の名訳で有名な五言絶句です。日本美術史と関係の深い漢詩から探せば、何といっても盛唐・王維の「元二の安西に使いするを送る」でしょう。池大雅がふるさとの越後へ帰る五十嵐俊明へ贈った「渭城柳色図」のイメージ・ソースとなった七言絶句です。これらと肩を並べる和歌もあるはずですが、チョット思いつきませんね。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京都美術館「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱 海を越えた江戸絵画」2

  大英博物館は、日本の美術工芸品と考古遺物の広範かつ包括的な収蔵品で世界に知られ、ヨーロッパでは最も充実しており、日本国外でも特に重要なもののひとつとみなされています。日本に由来する品は、当館の礎である1753年設立時点の収蔵品にも含まれていましたが、 数百年のうちに各種分野に...