2021年6月5日土曜日

『國華』北斎肉筆特輯号2

小林さんから僕がいただいたお題は、アメリカ・シアトル美術館が所蔵する「五美人図」でした。すでにこれは昭和23年(1948)の『國華』671号に紹介されていますが、一載不載の原則を破ってでも、北斎肉筆特輯号には是非ほしい作品だったのです。僕は北斎パースペクティブとでも呼ぶべき現実的なものの見方が、この作品の根幹をなしていることを指摘したのですが、またまたチョンボーをやらかしてしまいました。

というのは、楢崎宗重先生が著わした『北斎論』(アトリヱ社)の口絵にチャンと載っていることを失念していたのです。何といっても北斎についての古典的名著ですから、絶対指摘しておかなければならないことでした。しかも、この本が出版されたのは昭和19年ーー僕が生まれた翌年だったのです!!

ヤジ「オマエが生まれた年なんて、この古典的名著とまったく無関係じゃ~ないか!!


 

0 件のコメント:

コメントを投稿

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣5

   「融大臣 とおるのおとど × 伯楽天」は お能( 謡曲 ) のペア です。融大臣とは 平安前期の公家歌人・ 源融 です。 「 百人一首 」 に選ばれる「陸奥 みちのく のしのぶもぢずりたれゆゑに乱れそめにしわれならなくに」は人口に膾炙 するところです 。源融は京都の六条河原...