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2021年5月2日日曜日

サントリー美術館「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」3


 又兵衛工房や寛永時代の熱気やエネルギーはすでに沈静化して、引用によるソフィストケーションの効果に僕たちの関心が向く点からみると、制作年代は寛文年間から元禄時代に近いころでしょうか。

 先にあげたエリザベス&ウィラード・クラーク・コレクションの逸品だったこの「阿国歌舞伎図屏風」を、サントリー美術館で眺めていたら、1999年6月、カリフォルニア・ヴァイサリアのラディッソン・ホテルで開かれた「クラーク日本美術国際シンポジウム」がおのずと思い出されました。

クラーク夫妻が、親しかった小林忠さんにコーディネーションを依頼して、この国際シンポジウムを企画し、僕まで招待してくれたのです。しかも発表する必要はなく、ただ参加してくれればいいという、アシアゴ付きのじつに美味しい話でした(!?)

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