2020年3月14日土曜日

六田知弘『仏宇宙』1



六田知弘写真集『仏宇宙』(生活の友社 2020

 六田知弘さんは僕が大好きな写真家です。はじめて僕が「あぁいい写真家だなぁ」と感じたのは、2011年、繭山龍泉堂さんで開かれた写真展「雲岡 仏宇宙」を拝見したときでした。しばらくして、江戸絵画の新収品を見せてもらいにロンドン・ギャラリーさんをお訪ねすると、偶然ご本人がそこでお仕事をされており、親しく挨拶を交わしたのでした。

その後、『國華』でも撮影をお願いしましたが、「小川一真の作品が載る『國華』に、自分の写真を掲載してもらえるなんて、こんな名誉なことはありません」と謙遜されているとお聞きして、その人柄にも心底惹かれるものがありました。

最近、『國華』1489号に筑波大学の八木春生さんが寄稿してくれた論文「雲岡石窟第十一窟の造営について」の図版も、六田さんの写真でしたが、あまりのすばらしさに、便利堂さんにお願いしてコロタイプにしてもらったのでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣4

   この 10 図 には重郭栞 形 じゅうかくしおりがた の題箋 だいせん があって、そのなかに「詩哥写真鏡」という揃い物の タイトル と、それぞれの画題が彫られています。その題箋の位置に注意してみ ると、右上にあるもの5枚と左上にあるもの5枚に分かれます。   先の5 セット...