2018年4月7日土曜日

フォークデュオ・ウッディーリヴァー森一朗さま1


拝啓 フォークデュオ・ウッディーリヴァー森一朗さま

 長年お勤めになった京都美術工芸大学図書館司書のお仕事も定年を迎えられたとのこと、ご苦労様でした。これからも経験を活かし、名門・関西大学の図書館のお仕事を続けられるとのこと、大慶に存じます。これまで以上に、充実した日々をお送りになることでしょう。

はじめて僕が貴兄にお会いしたのは、4年前の今頃でした。京都美術工芸大学の学長職を3年間預かることになり、何はともあれ図書館をお訪ねしました。大変立派な図書館で驚きましたが、特に心を動かされたのは、すでに『國華』が定期購読され、マガジンラックに最新号が立てかけられていることでした。

利用時間も、本の借り出し方も、そこに並んでいるコンピューターの使い方も分からない僕に、貴兄はとても親切に教えてくれましたが、そのあとしばらく雑談に花を咲かせました。はじめて会ったのに、十年の知己のような感じがしました。





0 件のコメント:

コメントを投稿

東京国立博物館「はにわ」4

  そのなかには、すでに考古学界で否定された説もありますが、多くは提起されたままになっており、したがって定説と呼ぶべきものは存在しないようにみえます。つまり「埴輪が作られた意味」はまだ分かっていないのです。 かつて埴輪は痛ましい殉死を廃止するため、その身代わりに作られたと考え...