夜目にもさやに亀山[かめやま]は 隈川のなか浮かんでる
毛利高政 黒田家を 迎え撃ったる古戦場
華麗な軍旗 彩飾を 加えた戟[ほこ]も夢のあと
乱れ咲いてる芦の花 青き月光 照らしてる
隈川雑詠五首の五
観音堂のその上を 雲 飛び帰る夕間暮れ
突然 寺の鐘の音が 山の中腹から響く
岸辺じゃ乗客われ先に…… 出発できない渡し舟
つがいのシラサギねぐらへと 輝く白さ見せて飛ぶ
鎌倉国宝館「扇影衣香 鎌倉と南宋・高麗の仏教絵画の交響」<12月14日まで> 扇影衣香――美しい四字熟語ですね。『諸橋大漢和辞典』には、「扇子のかげと衣のにおい。貴婦人などの会合を形容して云う語」とあります。しかし出典が 書かれていない ので、AIのジェミニに訊いてみ...
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