隈川雑詠五首の一
十里も続く清流の 藍も及ばぬ青さかな
その清流に張り出して 建った家々みんな住む
いまだ子供は舟と櫂[かい] 操ることはできないが
欄干から身を乗り出して 大人の真似する魚釣り
隈川雑詠五首の三
川辺にそびえる峰々よ 屏風絵みたいな素晴らしさ
競うがごとくどの家も 借景として見る連子越し
豪商少しも惜しまずに いかに黄金積んだとて
亀山の緑の絶景の 半分だって買えやせぬ
鎌倉国宝館「扇影衣香 鎌倉と南宋・高麗の仏教絵画の交響」<12月14日まで> 扇影衣香――美しい四字熟語ですね。『諸橋大漢和辞典』には、「扇子のかげと衣のにおい。貴婦人などの会合を形容して云う語」とあります。しかし出典が 書かれていない ので、AIのジェミニに訊いてみ...
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