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2026年10月12日月曜日

出光美術館<門司>「水墨画の巨匠たち 雪舟から鉄斎まで」4


  さすが大典和尚、七言絶句にみえて七言絶句にあらず、ワードじゃ出てこない変な字を使っています。当然意味はサッパリ分からず、まったくお手上げでした。ところが出光論文により、芳澤勝弘さんが正しく解読していることを知ったのです。それを参照しながら例のごとく、マイ戯訳を作ってみました。けっきょく絶句というか、四行詩みたいになっちゃいましたが……。

 何来A然 触着B子 孰知無用之用 孰知不至之指 咦 千古万古漫相倚 


    鯰を丸い瓢箪で 捕らえることはできますか?

   無用の用の真の意味 誰一人として知りません

   指が本質 指せぬこと 誰一人として知りません

    (有用の無の意味もまた 誰一人として知りません)

   両者は仲良く昔から 補完関係 保ってる

    (だから最初の質問は 自体ハナからナンセンス)


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出光美術館<門司>「水墨画の巨匠たち 雪舟から鉄斎まで」5

  A=口+号、B =卵+心という字ですが、さすがに『諸橋大漢和辞典』には載っています。 Aはうつろで大きいさま、B子は肥えた人をいうとありますから、 A然は瓢箪を、B子は鯰を暗示しているようです。 そうすると「無用之用」は瓢箪と、「不至之指」は鯰と 関係する言葉とみなくてはなり...