140万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2026年4月9日木曜日

饒舌館長VS生成AI !! 蘆雪の「かわいい」に隠された世紀の見立てを巡る大激論 7

 

しかしこれだけなら、たいしたことはありません。蘆雪がすごいのは、高尚な能謡曲のストーリーを、日常的な金魚玉に埋め込んでいることです。金魚玉見立てになっている点です。金魚玉というのは、金魚を入れて吊るす丸いガラスの容器、つまり金魚鉢の一種です。これにシノブを添えて軒先や窓際に吊るせば、見た目に涼しく、クーラーなんかない時代の視覚涼感装置でした。 


これを描いた代表的作品に、神坂雪佳の「金魚玉図」(細見美術館蔵)があります。蘆雪の「猩々図」でも、中の7人は透けていますし、外にいる二人の猩々を見ると、手や袖が透けて見えるので、この酒壷がガラス製であることが分かるでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館<門司>「水墨画の巨匠たち 雪舟から鉄斎まで」7

    しかし 大典和尚が この賛を書いたとき、頭にあったのは むしろ 如拙の「瓢鮎図」 だったのではないでしょうか? この国宝画をよく見てください。 瓢箪を持つ 乞食 僧が鯰を指差しているように 、少なくとも指を差し伸べているように 見える でしょう。 事実、島尾新さんは 著書...