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2026年3月10日火曜日

今や北斎・広重とともに「風景版画の3H」とたたえられる川瀬巴水を中心とする新版画展が三菱一号館美術館で開催中です!! 7

  



 京都の清水寺は何度か訪ねましたが、いつも雪なんか降っていませんでした。しかし「春の雪(京之清水)」をながめていると、やはり懐かしく思い出されてくるのです。デジャブというのでしょうか、不思議な感覚です。 

あれもこれもみんな懐かしいなぁと感慨に浸っていると、「サウダーデ」というポルトガル語が思い出されてきました。「カステラ」は別にして、僕が知っているただ一つのポルトガル語です。2003年、藤原正彦さんの『父の旅 私の旅』(新潮社 1987年)を読んで、深く心を動かされるとともに、このポルトガル語を知ったんです。


イギリス・ノリッジにあるセンズベリー日本文化研究所の図書室に本書があったのです。日本を愛した異国の人の足跡を求めて異国を旅した話を異国で読んだので、ことさら印象深いものがありました。今回このトワイライト巴水印象記を書くため、逗子市立図書館から借りてきて再読、改めて名著だと思いました。藤原さんは次のように書いています。 

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