100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2025年9月26日金曜日

サントリー美術館「絵金」14

 

どうしてレッシングがこういう結論に達したかというと、彼が文学と絵画をはっきりと分け、文学は時間を表現する芸術であり、絵画は空間を表現する芸術である――あるいはそうであるべきだと考えていたからでした。それを端的に表明した有名な一節が、『ラオコオン』に見いだされます。

  あくまでも時間的継起は詩人の領分であり、空間は画家の領分である。

 このようなレッシングの思想は、絵画が文学性を断ち切って自立的価値を有するようになった、近代絵画の誕生に決定的影響を与えたそうです。しかし私たち東洋人からみると、チョッと教条主義的な感じがするように思います。ですから、レッシングが生き返って絵金の芝居絵屏風を見たら、大きな感動を覚え、自分の間違いに気がついて反省するのではないでしょうか(´艸`)


0 件のコメント:

コメントを投稿

日本の将来に不安を抱かないではいない現在、東博の「空海と真言の名宝」展は必見です!!8

  コシマキに「インド・チベット調査の体験を踏まえ、現代人の見失ったコスモスをマンダラの中に捉え直し、密教の真髄を解明する」とあるとおりです。密教の真髄を解明した名著だと思います。 松長 氏 は第3章「真理の表現」のなかで、つぎのように指摘しています。 人間の感覚器官には五種ある...