梅――王安石「夜直」
金の香炉の香 尽きて かすかに聞こえる水時計
風音たてて吹く微風 時々止むけどうそ寒い
春の愁いが募り来て 眠ることさえ出来ません
月は西へと傾いて 欄干に射す梅の影
款冬花(蕗の薹 ふきのとう )――中唐・張籍「賈島に逢う」 遊楽原の青龍寺 たまたま見つけたフキノトウ 寺 出て漢詩を口ずさみ 歩めば沈む夕日かげ 都大路を一面に 白く染めたり名残り雪 馬蹄 ばてい パカパカここを去り どっかの飲み屋に繰り込もう ...
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