大窪詩仏「『酒は独ひとり飲む理ことわり無し』を賦し得たり」
掃愁箒そうしゅうそうとは酒のこと 釣詩鈎ちょうしこうとも呼ばれます
落ち込んだらば飲んでごらん でも独酌じゃ~効果なし
詩を詠むときも独酌じゃ~ すぐれた詩なんかできません
「酒 酒を飲む」というように 注ついで注がれて盛り上がる
酒の池など欲しくない 酒粕さけかすの丘――それも要らん
酒仙なんかは望みません 酔郷王となることも……
一緒に「築地明石町」をながめていると、 井手 さんは ご自身の感じている疑問――定説では解きがたい疑問を話して くれました。 このモデルは泉鏡花の紹介で 清方に 弟子入りした、江木ませ子という上流婦人 で す 。 ところが、幸田露伴の未完小説『天うつ浪』に登場する「お彤 と...
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