話を「鍵板画柵」に戻しましょう。それは他の人の文章に絵だけを提供したという、挿絵の純粋な意味に限るなら、棟方の最高傑作だと思います。棟方自身も「やったぁ!!」といった気分になったのではないでしょうか。
だからこそ、『鍵』のヒロイン郁子を彫った「大首の柵」から、一世を風靡する「女人大首絵」が誕生することになったのでしょう。ところで著者谷崎潤一郎が『板極道』に寄せた序文は、棟方の人となりを語って余すところがありません。一部を省略して引用することにしましょう。
尊敬して止まない荒井健さんは 田口一郎さんと一緒に、これまた尊敬してやまない荻生徂徠の 漢詩全作品 を詳細に 読み解き、最後に 現在語訳を加えるという壮大な チャレンジを続けていらっしゃいます。その<東洋文庫>第1冊・第2冊 はすでに 頂戴し、「饒舌館長ブログ」でオマージ...
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