NHK文化センター青山教室の講座では、この2書を紹介したあと、マイベスト15のスライドを制作年代順に映しながら、棟方志功は日本独自の表現主義であるという持論を開陳したことでした。
「棟方志功展」のキャッチコピーは、「国際展受賞作から書、本の装画、商業デザイン、壁画まで――『世界のムナカタ』の全容を紹介」「青森―東京―富山、棟方の暮らした土地をたどる、初の大回顧展」――これにウソ偽りはありません。空前にして絶後の棟方志功展です。少なくとも僕にとっては疑いなく絶後でしょう。
人はだれしもこの幸福な島国で、春、とくに桜の季節を京都や東京で過ごすべきだ。その季節には、思い思いに着飾った人々が、手に手をたずさえ桜花が咲き乱れる上野公園をはじめ、すべての桜の名所に出掛けてゆく。彼らはその際、詩作にふけり、自然の美と景観を賛美する。……世界のどの土地で、桜の季...
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