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2023年10月4日水曜日

サントリー美術館「虫めづる日本の人々」21

この南畝がリードするかたちで、さらに早く狂歌ブームは興っていました。したがって虫詠題狂歌合が行なわれたのは、安永末年から天明初年であった可能性もありますが、いずれにせよ、天明6年にはこの虫合狂歌30首が南畝や飯盛の手元にあったのです。

それを彼らは筐底きょうていから引っ張り出してきて、蔦屋重三郎に頼み込み、天明8年正月に出版したのです。そこにはタイムラグがあったわけで、その理由こそ寛政の改革だったというのがマイ妄想と暴走です。

 

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