荻生徂徠「猗蘭台いらんだいに集う。韻を金の字に分かたる」
宴うたげにゃ賓客 本多邸 夏の日差しも翳かげるころ
水無月なれど襟元に 快い風 吹き渡る
豪壮華麗な大広間 歌声 響き渡るあと
才華あふれる詩が続き もちろん酒もジャカジャカと……
高雅な「白雪」――真価 知る 宋玉みたいな文人や
絶対 お金じゃ釣られない 郭隗かっかいみたいな高士たち
みんな詩文や学問で 互いに親しき友となる
世俗 侮蔑ぶべつの心情が 酔えば酔うほど高揚す
ここで改めてこの蓋の松をみると、 松原や 松林のごとく松の木をずっと描き並べてあるわけじゃなく、はっきりと左右に分かれていることに気づきます。それはまるで遠く離れた高砂の松と住吉の松に見えてくるではありませんか。 右側が高砂の松、左側が住吉の松ということになるでしょう。 少...
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