2023年7月29日土曜日

『荻生徂徠全詩』第2巻17

そうなんです!! このようなパラドックスを徂徠の思想が内包していたからこそ、近藤たかしさんはこんなにワクワクする、そしておもしろいマンガに仕立て上げることができたのでしょう。やはり丸山真男先生は偉大な人文科学者だったんです。

 ヤジ「何をエラッソウに!! オマエなんかに言われるまでもない!! オマエのお墨付きなんか誰も求めちゃいない!!

 *以前にも書きましたが、「荒井健さん」ではなく「荒井健先生」とお呼びするのが仁義です。しかし「饒舌館長」では、幽明界を異にされた方のみ「先生」とし、お元気な方はひとしなみに「さん」でお呼びしています。お許しください。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

皇居三の丸尚蔵館「近世の御所を飾った品々」6

 友松は晩年、桂宮家を創始した智仁 ともひと 親王のもとにしばしば出入りし、押絵の注文などを受けていたことが、記録から明らかになっているからです。畏友・河合正朝さんの『友松・等顔』<日本美術絵画全集 11 >(集英社  1978 年)によると、桂宮淑子 すみこ 関係の記録にある「...