瀟湘夜雨(呉鎮「子昂仿張僧繇」)
秋雨 降り止み増水し 蛇行の川に浮く堤
家路につく人 かがみつつ 浅い早瀬を渡ってく
遥かに望む川向こう 小さな村が霞んでる
突然 琴の音 聞こえ来た 夜明けの寒さ裂くごとく……
もっとも慶長 6 年といえば、友松が桂宮家に出入りし始めたころですから、挨拶代わりの自己紹介、ブッチャケていえば売り込み作戦だったかもしれませんが、これは友松のために言わないほうがよかったかな ( 笑 ) 当時智仁親王は弱冠 22 歳、千年の齢を保ちつねに緑を失わないトキ...
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