喜八郎人形にヘンシンした周瑜はキリリとして迫力満点、江東の碧眼児・孫権のつぎに登場するんです。杜牧の詩だけではイメージのわかなかったイケメン周瑜が、眼前に颯爽と現われたんです。
しかも巻末の「飯田市川本喜八郎人形美術館 収蔵作品一覧」を見ると、周瑜の妻になった小喬も、孫策の妻になった大喬もいます。一覧ですので、小さなモノクロ写真ですが、虫眼鏡でみると確かにものすごい美人です(笑) また一覧にある「喬国老」とは、大喬・小喬姉妹のお父さんである喬玄のことのようです。
飯田市川本喜八郎人形美術館の名前は知っていましたが、まだ訪問の機会は得られず、そのうち是非……と思ったことでした。お訪ねした夜はもちろん飯田の銘酒「喜久水」――「美術品は所蔵館で!! 地酒はその土地で!!」の実践ということになるでしょう(笑)
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