それでは『和漢朗詠集』酒部漢詩の戯訳を始めますが、なかには『和漢朗詠集』の引用句だけじゃ~なく、全部を訳した詩もあります。
公乗億「友の大梁に帰るを送る賦」
新豊県の酒の色 ひんやり鸚鵡盃おうむはいのなか
長楽宮の歌声は 笙しょうとハモッてむせんでる
白楽天「酒功賛并びに序」
建威将軍 晋代の 劉伯倫りゅうはくりんは酒好きで
酒をたたえる酒徳頌しゅとくしょう かつて作って伝えたり
唐の太子の賓客の 白楽天も酒好きで
酒の効果を称誉する 酒功讃しゅこうさん詠み劉を継ぐ
総合司会の大高保二郎さんがみごとに〆れば、 2024 鹿島美術財団東京美術講演会もほぼ定刻に終了、会場を地下ホールに移して、コロナ明け初のレセプションとは相なりました。僕たちは高階秀爾先生の一日も早き快復を祈念しつつ歓談、杯を重ねましたが、 9 日後に幽明界を異にされるとは...
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