大江匡衡おおえのまさひら「煖寒飲酒に従う」
酔郷氏の国 寒暑なく 温和な気候だ一年中
酒泉の民は百畝さえ 寒さで凍る場所 知らず
(すべてお酒の賜物だ みんなお酒のお陰です)
藤原明衡ふじわらのあきひら『本朝文粋ほんちょうもんずい』内宴「晴るれば草樹の光を添ふ」
上林園から来た果実 含めばとろける美味しさで
酒は天下の「下若村かじゃくそん」 杯はい傾けりゃ絶美なり
富士の裾野における曽我兄弟敵討ちを主題とする『曽我物語』の後日談ともいうべき内容 です。 これまた一種の復讐譚 ですが 、ここに 登場するのが 十郎 に 愛 された 大磯の遊女・虎御前と、五郎 に 思いをかけられた 化粧坂 けわいざか の遊女・少将で す 。その化粧坂から曽...
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