しかし浅田さんは、結局「限られた夜の時間に酒を飲んでしまえば読み書きができなくなる」と考えて、下戸になったらしいとみずからを振り返っています。競馬狂、ギャンブル好きの浅田さんですが、やはり根は真面目なんですね(笑) かつて読んだ「鉄道員ぽっぽや」は、「平成の泣かせ屋」の手管にはまって涙滂沱ぼうだたりとなりましたが、今回はクスッと笑わせてもらいました。
この「吾輩はゲコである」を読んだ17日夜の二次会では、この土地の猿喰さるはみ米で醸した地酒「猿喰1757」(溝上酒造)を、翌日のお昼はこれまた地酒の「池亀」(池亀酒造)を堪能しました。前者の1757とは、猿喰新田の干拓が始まった年だそうです。もちろん両者とも銘酒銘醸、持論「美術品は所蔵館で、地酒はその土地で!!」をひたすら実践したことでした(笑)
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