仙厓「芥屋大門画賛」
芥屋けやの大門おおとを舟遊す ファースト・チョイスは岩の美だ
石柱 垂木たるきはみな光り 静寂――大門おおとを閉めたよう
阿修羅守護神 住み給う 聖なる岩屋にちがいない
舌なめらかに真言マントラを 唱えるために停めた舟
愛用する『能・狂言事典』(平凡社 1987年)から、「高砂」の「鑑賞」を引用することにしましょう。 編者のお一人である羽田昶さんは、能謡曲にまったく無知であった僕を親切に教導してくださった恩人です。 「光琳と能」「宗達と能」といった拙論をまとめることができたのも、ひとえに羽田さん...
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