ついでながら李白「月下の独酌」にちなみ、『雲萍雑志』の著者とされてきた柳沢淇園の詩から、二日酔いが詠み込まれた一首を、入矢義高先生の『日本文人詩選』(中公文庫)からマイ戯訳で……。
西域由来のザクロの実 洛陽名物 有[あり]の実を
描いて贈らんハナムケに 旅路の無事を祈りつつ……
酸いと甘いのメタファーが この絵のなかに隠れてる
喉をうるおし二日酔い 醒ましてほしい君だけが
もっとも『肉筆浮世絵大観 3 < 出光美術館 > 』 に解説を担当した大久保純一さんは、 岩田秀行さんの教示に よると礼を尽くしつつ 、先の5代目岩井半四郎を初代岩井紫若 にあてて います。 満月を浮かべる青い夜空、川面に映る 月影や 往来する舟の影、役者や橋杭が地上に作...
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