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2021年11月29日月曜日

鹿島美術財団東京美術講演会12

李白「月下の独酌」

  酒壷 抱えて花の下 独り友なく飲んでたが

名月のぼり盃[はい]挙げりゃ 自分の影と三人だ

だが月 酒を飲むでなし 影 俺のまま動くだけ

「月さん 影さん 付き合えよ!! こんな楽しみ春だけだ」

 歌えば月はユラユラと…… 踊れば影はフラフラと……

 醒めてるうちは楽しいが 酔えばおたがいサヨウナラ

「飲み友達だ いつまでも!! 銀河のかなたでまた会おう!!

 いいなぁ!! 実にいいなぁ!! 李白1000首のベストワンは、何と言ってもこれでしょう。だからこそ、『中国詩人撰集』<李白>上・下の上巻劈頭に据えられているんです。マイ戯訳もケッコウうまくいってるかな() 6句目は字面のままに訳しましたが、李白の真意を思いやれば、「微醺のうちは楽しいが 酩酊すればサヨナラだ」ということになるかな?


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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 2

  荻生徂徠「春日 楼に上る」     入り日を浴びて高殿 たかどの の 眼下にながめる碧 あお い空       関東平野も春の雨 晴れて遥かに見渡せる     杯 さかずき 挙げれば悠久の 時 とき 経た景色に満つ我が力     白雪 戴く富士山の 雄姿に独り 浸ってる