人生は賭けだと思います。普通「人生は賭けだ」というと、人生はギャンブルと同じで運次第だから、深く考えずに一か八かやってみろという意味でしょうが、僕が言うのはチョット違います。
賭けで勝負を決めるのは、馬であり、サイコロであり、ルーレット盤であって、決して自分ではありません。人生も同じで、他人との関係によって決められる部分が大きいのです。賭けほどではないとしても、ほとんど他人が決めてくれるといっても過言ではありません。
僕の場合でいえば、山根有三先生や、辻惟雄さんや、小林忠さんとの出会いがとても大きなモメントになっています。もっともこれを推し進めると、山根先生が馬、辻さんがサイコロ、小林さんがルーレット盤になり、誠に失礼の極みということになってしまうのですが、これが三段論法の錯誤というヤツであることは、改めて指摘するまでもありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿