2021年2月26日金曜日

『國華』蕪村拙稿10

 

まず初めは、先にアップしたように、これまで蕪村が「夜色楼台雪万家」という題詩を思いついたもともとの詩と考えられてきた、詩僧・万庵原資の『江陵詩集』に採られる七言絶句「東山に遊びて花落を詠ず」です。

お寺に東風吹いてきて 五色の霞棚引けり 

春の光は物憂げで 夕日傾き黄昏[たそがれ]る 

桜は千本満開で 雲間にそびえる壁のよう 

湖上の高殿から見れば 屋根に積もった花は雪

0 件のコメント:

コメントを投稿

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣4

   この 10 図 には重郭栞 形 じゅうかくしおりがた の題箋 だいせん があって、そのなかに「詩哥写真鏡」という揃い物の タイトル と、それぞれの画題が彫られています。その題箋の位置に注意してみ ると、右上にあるもの5枚と左上にあるもの5枚に分かれます。   先の5 セット...