諸国行脚する山伏一行。奥州の安達が原(現在の福島県二本松市)で行き暮れ、女の住む荒野の一軒家に宿を借ります。山伏のために、この世の無常を嘆きつつ糸車を廻してみせる女。夜も更け、薪を取りに行く間、自分の寝屋を覗かないようにと言われた山伏たちですが、従者が我慢できずにこっそり覗くと、そこには屍の山が! 慌てて逃げ出す山伏たち。その後を女が鬼と化して襲いかかりますが、山伏に祈り伏せられて闇に消えていくのでした。
もっとも『肉筆浮世絵大観 3 < 出光美術館 > 』 に解説を担当した大久保純一さんは、 岩田秀行さんの教示に よると礼を尽くしつつ 、先の5代目岩井半四郎を初代岩井紫若 にあてて います。 満月を浮かべる青い夜空、川面に映る 月影や 往来する舟の影、役者や橋杭が地上に作...
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