*速水御舟「想片」(『塔影』昭和8年10月号)
伝統 伝統の真意は以心伝心によるものであって、決して形式的なものではないと思う。丹霞和尚が一切経を焼き捨てたところに、本当の伝統の精神の衣鉢をつたえていると思われる。
技法 技法の究極は無色透明だと思う。いささかでも他色があれば自己の真意をつたえるものに禍いとなる。われわれ画道の学徒は種々の技法を習得し、而して次第に脱落させ――無色透明にかえったとき、技法の真諦に逢着する。
現代最高の和歌研究者 ・久保田淳さん渾身の一書がまた世に出ました!! 「日本人をとらえる百の歌の宴」(コシマキ)です!! 文庫本とはいえ532頁――ハナから通読はあきらめて、好きな一首から拾い読みして いくのがおススメです。近世の四大注釈書を駆使した 久保田さんの...
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