サントリー美術館「information
or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」<6月2日まで>
革命的な日本美術展です。よく知っている日本の古美術が、まったく新しい魅力的な相貌を見せてくれます。快い驚きが脳内を満たします。静嘉堂文庫美術館のディレクターとしては、こんなやり方があったのか!と、ちょっと悔しいような感覚にもとらわれます。この展覧会のコンセプトは……
人は美しいものに出会った時、2種類の感動のしかたをします。作品の背景や制作過程、作者の意図や想いを知ることで生まれる感動、そしてもうひとつは、ただただ理由もなく、心が揺さぶられる感動です。本展は、デザインオフィスnendo代表・佐藤オオキさんが提案する、左脳的なアプローチ、右脳的な感じ方の双方で、日本の美術をたのしんでみる展覧会です。
プロデュースした佐藤オオキさんは、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと多岐にわたってデザインを手がけ、ニューズウィーク誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出されたスーパー・デザイナー――改めて紹介するまでもありませんね。今日を含めてあと2日、とくに若い方々にオススメの美術展です! 1粒で2度おいしいアーモンド・グリコみたいな美術展です!!――ちょっと古いかな(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿